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人間は習慣の奴隷である。

グループウェア導入で、色々設定お疲れ様でした。おそらくほぼ全ての社員が、G suiteの準備が整ったことと思います。しかし、どんな便利な道具も使わないと意味がありません。

 

世の中では「今こそ働き方改革!」と、大きな声で騒がれています。そのためにITツールを導入する組織が多いわけですが、それだけでは何も変化しません。

 

大事なのは、道具を正しく使いこなすこと。そしてそれに応じて変化することです。今日はそんな話をします。

 

人間は習慣の奴隷である

福沢諭吉:独立した個人による国家の発展を説いた思想家・教育者 ...

これは、福沢諭吉の言葉です。毎日早起きする、読書する、掃除をする。筋トレをする。日記をつける。こういう良い習慣。タバコを吸う、深夜にテレビを見る、スマホをみる、先延ばしにする、などの悪い習慣。

 

こういう習慣が見についてしまえば、意志の力を使わずとも、その行動を自然ととってしまう。行動が繰り返され、気付けばレベルがどんどん上がっていく。これを習慣の奴隷であると、福沢諭吉は表現しました。

 

自己啓発のベストセラー作家、オグ・マンディーノは、「良い習慣を作り、自らその奴隷となる」ことが、人生を豊かにする最短の道であると本に書きました。

 

意志の力を使わずに、習慣の力を味方につけることは、大きな変化を起こす近道です。しかし同時に、習慣になってしまったことは、「改めて見直す」「自省する」という思考停止をも起こす危険性もあります。

 

 

社内ルールも習慣のうち

今まで社内の連絡や、情報共有などは、会議・メールなどを通してやっていました。今後グループウェアを導入することにより、最適なコミュニケーションのとり方も大きく変えられます。

 

しかし先程もお伝えしたように、「人間は習慣の奴隷である」ので、5年10年染み付いた働き方から、なかなか抜け出せないことかと思います。

 

グループウェアを入れたのに、気がつくと過去と同じような働き方をしている。こういった事態は絶対に避けるべきです。特に現在は、コロナ禍で働き方やライフスタイルに大きなシフトを余儀なくされています。

  1. 社長に報告するだけの会議
  2. 何を目的に呼ばれたのか、不明確な会議
  3. メールで流すだけで、フローされる情報たち
  4. 紙とハンコで回す稟議書
  5. 報告するだけでフィードバックの無い資料づくり

などなど、変えたほうがいいところ、まだまだたくさんあるかと思います。良いタイミングです、そういう部分もドンドン意見しあいましょう。

 

 

いまこそ、「これって必要ですか?」と言いましょう。そんな質問を上司はお待ちしています。


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