社員旅行で北海道!1日目/旭山動物園編
材光では、職員互助会という組織の中で社員同士の交流や親睦を図るため、様々な事業をしてもらっています。
これは会社行事というよりも、社員が独自で作った組織。ですので事業の内容について、社長の僕がアレコレ言うことは基本的にはありません。(100周年の時だけは違いましたけどね)
この互助会というのは、リーダー(会長)が1年ごとに当番制で入れ替わりまして、毎年お世話をするメンバー(委員)も入れ替わります。まるで自治会みたいなもんですね。僕が以前入会していたJC(青年会議所)もそのようなものです。毎年、社員が「ここにいこう!」と旅行の企画をしてくれています。
そして今年のリーダーの森さんは「美味しいものを食べたい!」という熱意が全身から溢れていまして、「社員みんなで北海道に行こう!」という事になりました。
材光の社員は僕も合わせると60人います。願わくば全員で参加したいところですが、工事現場がストップしてしまいますので、2チームに別れて日を変えて行きました。
1日目 旭山動物園
初日は千歳から旭川まで移動。「閉園スレスレからの大復活劇」を遂げた旭山動物園に向かいました。
ここのキーは「行動展示」動物の最も動物らしい部分を見ることができるよう、他の動物園とは違う展示の仕方がしてあります。
ユキヒョウは名古屋の動物園でも見ることができますが、こんな間近でみることはありません。それに木登りする動物ですから、ゲージが鳥を入れるかのように非常に高くつくってあります。ここを縦横無尽に動くんですが、それが目が追いつかないくらい速い。これが行動展示か!と目を見張りました。
こちらはパンフレットでも有名なアザラシ館。パイプだけかと思いきや、床も透明になっています。
旭山動物園は大変新鮮な施設です。ぜひ一度脚を運んで見る甲斐があると思いますよ。
長浜に帰ってきて調べたことを合わせてブログにまとめておきます。
旭山動物園のV字復活ストーリー
現在名誉園長になっている小菅正夫さんがV字復活の立役者。当時園長だった小菅さんが1991年から来場者にアンケートをとった所、「動かない動物を延々眺めているだけ。いつ来ても同じ。動物園なんてつまらない」、中高生に至っては「もう子供じゃないんだから、知らない動物なんていない。動物園なんてつまらない」という辛辣なものだったそうです。
そこで1997年から、「行動展示」というテーマで園舎の改築工事に動き出し、毎年来場者増を実現したらしいですね。1996年に年間26万人だった来場者数は、2007年には307万人を超えます。
現在の来場者数はピーク時(2007年)から半減しています。しかし、300万人はさすがに「手に余る」状態だったようで、動物たちをしっかりケアできる余裕がなかったそうです。来場者半減の今のほうが働いている人も、動物にとってもバランスが良いらしい。お客さんの満足度も現在のほうが高いみたいです。
売上拡大ばかりを主眼におくと良くない。という実例がわかりますね。
動物園に限らず「他ではない独自性」を磨くことが生き残り戦略で最重要ですね。
こうしてカバにウンチをかけられるのも、付加価値の高いサービスなのです( ゚д゚)
そして夜は居酒屋で。
北海道は何を食べても美味しいので、とりあえず居酒屋にいくのをおすすめしますね(^o^)
ということで、次回につづきます。