ごしんぞさんって?
代表の伊藤です。今回のブログは、あまり他愛もない話です。「ごしんぞ」さんについて。
世間話をしている最中に、その単語がでてきました。「なんじゃそれ?」と訊いたところ、お寺のご住職の奥様のことをそういうそうです。僕はこの言葉は知らなくて、漢字も知らなかったので、ブログにちょいとまとめてご紹介。
御新造さんとは
こちらのイラスト。「ブログの森」さんから転用しています。
ご新造さんと書くようで、若嫁さんのことを指す言葉のようです。昔は武家が奥様をお迎えするときに新しく屋敷を新築した(新造した。)ということで「御新造」と呼んだそうです。
その後、商家の若妻も同じ呼び名をするようになったそうです。
なんで今は住職の奥様だけを言うのか。
そもそも、浄土真宗のご住職の奥様のことは「坊守」(ぼうもり)さんと呼ぶそうです。違う宗派になると「お庫裏さん」「寺庭さん」「大黒さん」「若院さん」などと呼ぶこともあるようです。
ただ、御新造さんは、武家や商家など裕福なご家庭に嫁がれた方を、敬意を込めて称したようです。比較的にお寺や浄土真宗に対する信仰心が厚い地域では、そういった寺コミュニティ全体に敬意を込めて、この「御新造さん」の呼び名が定着していったのだろうと推測します。
まとめ
仏教関係の話題は、意識して注意しないと「なんでこんな事やってるんだろう」という疑問さえないまま、日常に埋もれてしまいます。僕は気になることはちょっと調べてみたくなる性格です。仏教は他の宗教とちょっと違うような。そんな気がしてます。
「フリースタイルな僧侶たち」https://freemonk.net/
こちら、面白いサイトですので、ご紹介しておきます。日本の仏教。日本の宗教観。かなり特異性があるような気がします。