皆さん勉強してますか？勉強って正直大変ですよね。もちろん習慣づいてしまえば、別段どうということでもないんですが、それまでは確かに大変です。

 

僕は知らない知識にふれることが結構好きな方なので、本を読んだり話を聴きにいったりするのに、あまり抵抗が無い方です。でもそれでも。歴史系の特番とかしっかり見るのは疲れます。映画でも重いやつはちょっと苦手。

 

自分が専科とする業界の専門知識を深めるのは当然ながら必要なことです。しかし未来を拓く社会人として、世の中のいろんなことに興味をもち知識をもち見聞を広めたい。僕は中でも特に大事だと思うのは「歴史」です。日本の歴史や世界の歴史、それらがどのように折り重なり現代に繋がっているか。それに興味をもつことは、社会人にとってとても大切な教養だと思うのです。

 

さて、そうは分かっていても仕事で時間がなかなかとれない。これが毎日の現実です。

そこで僕がオススメするのがYoutubeです。

 

Youtubeは数多くのいわゆる「暇つぶし動画」で溢れてます。しかし中には素晴らしいコンテンツもあります。教育系の動画は特に見応えがあります。

 

今回は教育系でも僕がハマってみてるオリエンタルラジオさんの「中田敦彦のYoutube大学」チャンネルから、激オススメコンテンツをご紹介します。ぜひともたくさんの人に見てほしい。

 

（ただし取り扱い注意です！これがすべて正確な情報ではありません。個人の見解や曲解を含んでますので、時間のある人は、一次情報にふれるよう本からたくさん学んでください。）

 

オススメ①【宗教史】ユダヤ・キリスト・イスラム教

「歴史の勉強っていいながら、いきなり宗教かよ！」という声が聞こえてきそうですが、歴史と宗教は切っても来れない関係というか、大きな相関関係があると思います。

 

ユダヤ教とか、キリスト教とか、イスラム教とか。日本にいるとほとんど触れること無い世界です。しかし、世界の殆どはこれらの価値観で動いている。（資本主義っていう価値観はおいておきますね）。それをザザザーーーっと理解できる素晴らしいコンテンツです。

 

「宗教違うのに、なんで聖地が皆んなエルサレムに集中してんのよ」とかの不可解な事実が、この動画をみるだけでスッキリわかります。これを荒っぽくでも理解できると、現在世界で起きてることが、少しだけ腹落ちします。

 

オススメ②【日本宗教史】～日本人が知っておくべき神社と寺の関係～

これ僕たち建築に関わる人間なら、ズバンと答えたい質問ですね。知らない人はこの動画をみると、だいたいのことがわかると思います。

 

先程の動画の続きになるんですが、世界の宗教「ユダヤ→キリスト→イスラム」の変遷を経て、日本に「宗教」という概念が入り込んできたのはいつなのか。

 

この【日本の宗教史】シリーズは全部で5つあります。かなりの大作です。真言宗・浄土宗・浄土真宗・禅宗などのイデオロギーの違い。仏教そもそもの目的と他の宗教との違い。本来と現在の違い。「なんでお葬式は仏教なの？」とか様々なことが大体わかります。ただし全部で3時間近くかかりますけど。

 

オススメ③【禅の心】世界中の偉人がなぜ禅に魅せられるのか？

今現在、世界で最も賢人だと言われるのが、イスラエル人歴史学者の「ユヴァル・ノア・ハラリ」さんです。世界的ベストセラーとなったサピエンス全史を上梓し、数々の前提条件を覆した哲人です。そんな彼も「瞑想によって人生が変わった」というほど。

 

iPhoneを生んだスティーブ・ジョブズも「禅に出会ってAppleがある」といいます。世界のイデオロギーやあらゆる時代と空間を超えている禅。

 

そして先ほどの宗教の流れと重なるんですが、ある意味では「禅は宗教ではない」のです。しかしまぁそれこそが本来の仏教だという見解もあります。とすると仏教は宗教ではなくなり、大変混乱してしまいます。まぁ、そういう複雑なことが、これらの動画をみると、「へぇえなるほど。」と理解できるようになります。

 

まとめ

今回はこの程度に。Youtubeなんて暇つぶしばかりだろう！とタカを括ってないで、一度見てほしいと思います。知識の入り口にふれることで、より深みにハマってほしい。そう思います。